製造・分析プロセス
日本の厳しい基準に適合した原料使用
当社では、日本国内の厳格な基準値に対応した原料のみを採用し、安全性と品質の両立を目指しています。
THC含有量については、最新の国内基準である10ppm以下に準拠するため、独自の精製プロセスと第三者機関による検査体制を導入しています。
製造プロセス
1:蒸留
粗油はまず真空下で蒸留され、揮発性の不純物を除去しながらカンナビノイドを濃縮します。この段階では、熱に敏感なCBDなどの有用成分を守りつつ、不必要な成分を取り除きます。
2:結晶化
蒸留されたオイルを溶媒で結晶化させることで、CBD結晶を分離します。このプロセスにより、他のカンナビノイドやテルペン、不純物の大部分を除去します。
3:クロマトグラフィ分離
CBD結晶は独自のクロマトグラフィ製法を用いて、残存するTHCや不要成分を徹底的に分離します。この工程により、製品中のTHC含有量が日本の法的基準以下であることを保証します。
4:再結晶化
最終段階では、精製されたCBDを再結晶化し、極めて高い純度を実現します。
分析・検査プロセス
当社では、国際基準に準拠した第三者機関による検査を実施し、製品の安全性と品質を保証しています。

成分分析
CBD含有量、THC含有量、その他カンナビノイドを高精度で測定
残留溶媒検査
製造過程で使用した溶媒が残っていないか確認
重金属検査
鉛、水銀、ヒ素、カドミウムなどの有害物質を不検出レベルまで管理
農薬検査
栽培過程で使用された可能性のある残留農薬を網羅的にチェック
微生物検査
大腸菌やカビなどの微生物が混入していないかを確認
これらの検査をクリアした製品のみを出荷しており、すべての検査結果はロットごとに記録・管理しています。
分析証明書(CoA)とは何か?
CoA(Certificate of Analysis)は、CBDオイルに含まれる成分や安全性を第三者機関が証明する分析結果です。製品のラベル通りにCBDが含まれているか、違法成分であるTHCが検出されていないか、農薬や重金属が混入していないかなどを確認できます。信頼できるメーカーであれば必ず提示しており、安全に選ぶための最重要書類といえます。
分析証明書(CoA)の見方
確認すべき点は主に4点です。
- CBDの含有量がラベルと一致しているか
- THCが基準値を下回っているか、「ND(検出されず)」になっているか
- 農薬・重金属・残留溶媒の検査結果が「Pass」か
- 第三者機関が発行しており発行日が新しいか
この4つを押さえれば、安全性を判断できます。